2012年12月15日に全国公開となった『ONE PIECE FILM Z』の快進撃が続いている。
公開から4週間、ちょうど1ヵ月にあたる1月14日に60億円の大台を超えた。記録的な大ヒットとなっている。
1月15日時点での本作の興行収入は60億8287万1000円、さらに観客動員数は504万人である。
観客動員数でも500万人の大台を超え、『ONE PIECE FILM Z』の勢いを感じさせるものになった。
60億円突破により『ONE PIECE FILM Z』は、『テルマエ・ロマエ』(興収59.8億円)、
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(興収59億円)の2作品を興収で超えた。
これにより2012年公開の劇場映画では、第2位になった。
今後は、2012年国内公開映画トップの『BRAVE HEARTS 海猿』(興収73.3億円)にどこまで迫るか注目される。
こうした勢いは、今後はさらに海外にも広がりそうだ。
国内興行の好調を受けて、東アジアを中心に海外での公開も相次ぐ。
まず、1月25日には台湾でロードショー、続いて2月1日にシンガポール、
さらに2月14日には香港で公開する。その後は、タイと韓国でも公開予定だ。
海外でも2009年の『STRONG WORLD』を上回るヒットを目指す。
本作の海外ライセンスを担当する東映アニメーションは、この勢いをアジアだけでなく、
ヨーロッパやアメリカなど全世界に広げていきたいとしている。
日本アニメの世界展開にも大きな役割を果たしそうだ。
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