『魔法科高校の劣等生』で知られる佐島勤氏のライトノベル新シリーズ「ドウルマスターズ」1巻(イラスト:tarou2氏)が10日に発売になった。
「ドウルマスターズ」は、西暦2400年代を舞台に、操縦者の超能力を物理力に変換する機動兵器「ドウル」に乗る少年少女のお話みたいで、オビ謳い文句は『本格サイエンス・ロボットアクション登場!超最新鋭既視型兵器"ドウル"を駆る少年と少女が、世界を変える――!』で、巻頭でキャラ紹介や兵器解説、用語集などの設定いろいろ。
(略)
――『ドウル』。それは、パイロットの『超能力』を拡張させ、物理的な戦闘力へと変換する人型機動兵器である。
新米ドウルマスター・早乙女蒼生は地球の貧しい都市機構『オートン』に所属し、姉の朱理と共に横浜ポリス軍と交戦していた。
強力な敵機体から最期の一撃を喰らいかけたその時、蒼生の類い希なるサイキック能力が覚醒、『エクサー』として目覚める。それを契機に、ドウルの最強最新鋭部隊『ソフィア』へ入隊を果たした蒼生は、宇宙(そら)へと向かう。
そこでは、純白の専用機『ミスティムーン』を駆るエリートドウルマスター・玲音との運命の出会いが待っていた――。
ライトノベル「ドウルマスターズ」1巻の感想には、gurimoeの内輪ネタ日記さん『宇宙!ロボット!パイロットスーツの美少女!と、SFメカアクション好きにはド直球な組み合わせにテンション上がりますね』、
漫画まみれラノベづくしさん『この作者らしい語り口は健在。ロボットものではありますが、同時に超能力ものということで、二つの要素が上手いこと交じり合って、話を作っています』、わなびニュースさん『ドウルのバトルシーンは地上戦あり宇宙戦ありと盛りだくさん!』
nawadeさん『この設定量と説明量の多さはまさしく佐島勤。が、メカニカルな戦闘にはこの文体が合っている気がする』などがある。
なお、あとがきで佐島勤氏は『この「ドウルマスターズ――若き人形師の邂逅」の原型
、第十六回電撃小説大賞に応募してあっさり落選した作品です。
~今回、この第一巻を少しでも面白いと感じて下さったのであれば、次回はもっと面白くなるように頑張りますので
またお手に取って頂ければと存じます』などを書かれてる。