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12-23-12, 11:25 PM | #1 |
Advance Moderator
◆.西野司命.◆
註冊日期: Mar 2002
文章: 51,722
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新海誠 新作映画制作中!
http://shinkaimakoto.jp/kotonoha
新海誠最新作「言の葉の庭(ことのはのにわ)」について:僕の監督最新作と2013年公開劇場アニメーションの告知をHPに掲載しました。──<愛>よりも昔、<孤悲(こひ)>のものがたり。どうかお楽しみに! 「言の葉の庭」 「言の葉の庭」告知への皆さんのお言葉、ありがとうございます。クリスマスなのに(笑)。スタッフ一同ひきつづき制作がんばります。コトノハは過去作とはすこし違った手触りの作品になっていると思います。続報楽しみにお待ちくださいね。 アニメーション作品「言の葉の庭」新海誠監督最新作 2013年公開 © Makoto Shinkai / CoMix Wave Films 新作アニメーション「言の葉の庭」によせて、思うこと 初めて「恋」の物語を作っている。すくなくとも自分の過去作では描いてこなかった感情を、本作ではアニメーション映画の中に込めたいと思っている。企画を立ち上げる時に思い出していたのは、例えば次のようなことだ。 この世界には文字よりも前にまず───当たり前のことだけれど、話し言葉があった。文字を持たなかった時代の日本語は「大和言葉」とも呼ばれ、万葉の時代、日本人は大陸から持ち込んだ漢字を自分たちの言葉である大和言葉の発音に次々に当てはめていった。たとえば「春」は「波流」などと書いたし、「菫(すみれ)」は「須美礼」と書いたりした。現在の「春」や「菫」という文字に固定される前の、活き活きとした絵画性とも言えるような情景がその表記には宿っている。 そして、「恋」は「孤悲」と書いた。孤独に悲しい。七百年代の万葉人たち───遠い我々の祖先───が、恋という現象に何を見ていたかがよく分かる。ちなみに「恋愛」は近代になってから西洋から輸入された概念であるというのは有名な話だ。かつて日本には恋愛はなく、ただ恋があるだけだった。 本作「言の葉の庭」の舞台は現代だが、描くのはそのような恋───愛に至る以前の、孤独に誰かを希求するしかない感情の物語だ。誰かとの愛も絆も約束もなく、その遙か手前で立ちすくんでいる個人を描きたい。現時点ではまだそれ以上のことはお伝えできないけれど、すくなくとも「孤悲」を抱えている(いた)人を力づけることが叶うような作品を目指している。 (監督 新海誠 2012年12月24日) 「言の葉の庭」は2013年前半に劇場用アニメーションとして公開予定です。2012年春から企画を始め、以降スタッフ一同がんばって制作しております。尚このページは新海が告知のために個人的に制作したものです。改めて作品公式サイトがオープンし、作品情報は逐次そちらにアップされていくことになります。公開をどうかお楽しみにお待ちください!
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● #西野司# ●就係王道 此篇文章於 12-23-12 11:39 PM 被 money 編輯。 |