企画は2012年年明けごろ、PA社長にもう一度
やらないか
と言ってくれたところから
ABでは一人一人にスポットをあてられなかったので、
今回は登場人物をしぼります
■だーまえインタビュー
・アニプレックスの鳥羽Pから「key的な物語を」とオファーがあった
・AB!は、1人1人にスポットを当て切れなかったので、今回は登場人物を絞っている
・メインキャラは4人で全員生徒会に所属(その中の1人がバンドをやっている)
・OP、ED、挿入歌の作詞作曲も自分(麻枝准さん)が担当
・劇中バンドが2つ登場するので曲数は結構多い
・曲のジャンルはロックでボーカル担当は女性。今回はキャラを担当する声優さんがそのまま歌う
・Charlotteの出だしはAB!よりも静か、後半から怒濤の展開になる
電撃G'sマガジン・麻枝准インタビュー前編
P.A.WORKSさんは「スタッフを育てるためにいろいろなジャンルや方向性の作品を
手がける制作会社」というイメージが強かったので、もう２度と話は来ないだろうと思っていた。
なぜもう１回なのか堀川社長に理由を聞いたところ、「『AngelBeats!』のころには
スタッフの力不足で実現できなかったことでも、きっと今ならできるだろうから」
鳥羽さんから「Key的な物語を」と言われ、アニメ映えする設定や物語を試行錯誤しながら案を出した。
AB!ではどうしても１人１人にスポットを当てきれなかったこともあり、
今回はメインキャラを「乙坂有宇（主人公）」「友利奈緒（ヒロイン）」に２名を加えた４名に絞った。
全員生徒会に所属していて、４人でチームを組み、その中の１人がバンドをやっている。
今回もOP、ED、挿入歌の作詞作曲を手がけている。
歌ってもらう人も決まっていて、いま順次作曲・レコーディングをしている。
今回は劇中バンドが２つ登場するので、曲数は結構多い。
片方のバンドは作詞のみ、もう片方は作詞・作曲を手がけている。
今回は学生のころに作った出来のいい曲を再利用しており、
自分の「アーリー・ベスト」的な側面があるかもしれない。作曲ペースはかなり順調。
曲調はロック。作曲時のコンセプトは「初期のB'z」だが、ボーカルは女性。
キャラを担当する声優にそのまま歌ってもらう。最初から歌ってもらうことも前提でオファーしている。
当初は略称が「AA」になるタイトル案があったが、問題なのは発案が自分ではなく中川だったこと。
自分としてはそれを超えるものを……と捻り出したのが「Charlotte」。
脚本に関しては、意図的にド派手にしたAB!よりも静かな出だしになっている。
途中までの分を堀川社長に見せたところ「AB!の時のような熱量が感じられない」と言われたが、
残りを一気に書き上げて再度見せたら「（前半部分だけ読んだ時の）杞憂が吹き飛びました」
■キャラ
乙坂有宇(おとさか ゆう)
優等生を装う少年で本作の主人公。ひと言でいうとバカ
勉強がまったくできなく、カンニング魔
友利奈緒(ともり なお)
素行に問題アリの生徒会長。強気な女の子
勉強はできるが、素行に問題があってほめられないようなこともしまくる
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