スタッフ
シリーズ構成:田中P (艦これの生みの親)
アニメ制作:ディオメディア
・アニメ版も主人公は吹雪
・吹雪視点で描かれる世界
・声優は基本的に今声を当てられている声優さんでいきたいと思っている
──吹雪について
田中P:常々、艦これの主人公は吹雪だと言っているんですけど、提督やメディアの皆さんはあまりそう思って下さらない方が多くて・・・
──ゲームからアニメにする際に心がけている点はありますか?
田中P:「艦これ」というタイトルは提督たちといっしょにつくってきた部分が多いんです。
的確な表現ではないかもしれませんが、ある種、共同幻想的な要素といってもいいかもしれない。
そして、皆さんそれぞれに思い描いている艦娘のイメージは、当たり前ですが微妙に違っているんですよね。
それぞれに思い描く姿が違う「艦これ」を、どうアニメ映像としてゆるやかにまとめていくか・・・
ここはかなりデリケートなバランス感覚が必要だと思っています。
──キャラについて
残念ながら、物理的にアニメですべて艦娘を登場させることはできない
ということで、アニメのメインとなる艦娘──それでも数十のキャラ──をどう描くのか?
という調整をスタッフの皆さんとあーでもないこーでもないと悩んでいます。
──田中さんはアニメ制作にどのようにかかわっているのですか?
安田P:アニメでも基本のストーリーは田中さんが考えているんですよ。いわばシリーズ構成ですね。
田中P:ベーシックな原作構成を作らせていただいてます。
安田さんや素晴らしい脚本家さんがプロのレベルで何十倍にも引き上げてくれるので本読みやミーティングがとても充実していて。
とても勉強になります。
■ディオメディア
侵略!イカ娘シリーズ
アスタロッテのおもちゃ!(2011年)
カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~(2012年)
問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2013年)
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している(2013年)
ぎんぎつね(2013年)
アニメ艦これ、声優一人に複数の艦娘を頼んでるため今後の検討課題。
共通した絵柄での方向性の上でメカの部分もきっちり描いていかないといけないと考えてる、とも書いてる