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舊 03-16-16, 10:53 PM   #10
supermanlady
The One
あかん
 
註冊日期: Aug 2003
文章: 22,554
http://kuromukuro.com/special_02.html
引用:
― 堀川さんがオリジナル作品を手がけられる際、毎回テーマを決められていますが、
今回掲げられたものは?

先ほども言ったように、“作品を見てくれた方に対して未来の物語を提示すること”です。
作品を通して「こういう未来があるんですよ」というのではなく、アニメーションをきっかけにして、
見てくれた人がそれぞれに自分の未来の物語を描くことができる作品でありたい。
今は将来に対して漠然とした不安を抱えている人も多いと思うんです。
そんな時にどうやったらポジティブな物語が生まれてくるんだろうと考えていて、
『クロムクロ』では全話数を通して前向きな気持ちになれるような物語を描くことができればと思っています。


― 制作現場のお話でもうひとつ。『クロムクロ』では3Dで作られるものが多いと思いますが、
実際に作業を進められていかがですか?

計算外のことが起きることも多々ありますが(苦笑)、
ロボットの戦闘シーンに関しては最後まで踏ん張ってみようと思っています。
銃やビームを使うのではなく、肉弾戦に近い戦闘。個人的に巨大なロボットが地上で戦った時、
周りの建物や自然にどういう影響を与えるかを見てみたいんです。
今回は富山を舞台にしていますので、散居村の田んぼの中で戦ったらどうなるんだろう? って。
そんなことを考えるのは田舎の会社だけかもしれませんけど(笑)。
ただ3Dは『SHIROBAKO』の「第三飛行少女隊」の時もそうだったのですが、
作画より工数が見えづらいんですよね。このシーンを3Dでやるのにはこれだけの人と時間が必要だということが、
やってみないと分からないこともある。またどこまでも修正できてしまうので、
つい時間をかけてブラッシュアップしてしまうんです。

― 初のロボットアクションですから手探りな部分もあると。

そうですね。手探りな分、岡村監督のセンスで鍛えてほしいという気持ちがあります。
スタッフには監督が感じるロボットアニメーションの気持ちよさを全部吸収して、
技術として覚えてもらいたいなと。それと作画では表現が難しかったことにも挑戦したいんです。
やはり作画の場合、商業アニメーションだと枚数制限もある。
ロボットの重量感を出すためには枚数を必要とするのですが、作画だと難しいんですよね。
特にロボットのデザインが複雑だと、1日にほんの数枚しか動画が描けないんです。
でも3Dであれば、ゆっくりとした動作や人型ならではの呼吸をするような動きも、
作画よりも向いている。
昔、理想としていて、いつかやってみたいなと思っていた巨大ロボットの表現が可能になったんです。
大変でも最後まで諦めずにやりきりたいですね。
supermanlady 目前離線   回覆時引用此篇文章
 

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