動作環境﹑価格 : 未定 ..........
発売日 ２００２年内
--- Story ---
都会の国立病院で医師を勤める主人公、司馬礼仁。
彼の実家は代々、田舎の診療所を営んでいた。
学生時代にその閉鎖的な環境を厭い、単身上京してきた礼仁。
用意された人生ではなく、自分の望んだ道。
こうして、礼仁は現在の地位を築き上げた。
そして今、礼仁の傍らには１人の少女がいる。
彼の患者であり、恋人でもある少女………命（みこと）
医師と患者として出会った２人は周囲の介添えもあり、
互いの想いを伝え合うようになった。
そして、この夏。
病院を一時退院した命と、休暇を得た礼仁。
命の静養のため、汽車で旅立つ２人。
その２人が向かうのは、礼仁のかつての故郷。
すべてを捨て去った筈のその地へ向かう………
故意に記憶から消されていた故郷とそこに住む人々。
かつて恋人の関係であった幼なじみ。
かつて自分のことを兄と呼んでいたあどけない少女。
かつて暮らした………診療所のある家。
そこでは過去の思い出と現在の思惑が交錯する。
抜け落ちた時間は余りにも大きい。
自然だけが昔の形を残す世界。
ここで、主人公・礼仁と命の生活が始まる。
暑い夏の小さなサナトリウム。
そして、この夏の最後を彩るものは…………
--- character ---
