──TVシリーズ、劇場版、アプリと展開してきた「〈物語〉シリーズ」の魅力とは何だと思いますか。
岩上P:こうやって重層的な展開をしてきて、改めて作品そのもののパワーを感じます。
作品にパワーがあるから、「歌物語」に収録されている一曲ごとにストーリーを感じるし、
「暦物語」の日めくりカレンダーのセリフのひとつずつにドラマを感じるんです。
「暦物語」は阿良々木くんの高校三年生の一年間を描いている作品でもあるので、
今まで「〈物語〉シリーズ」を見ていなかった方にとっても、ファンの方にとってもシリーズを振り返るのに
いい機会だと思いますし、その後にはひとつのフィナーレとなる「終物語(下)」のアニメ化が待っています。
劇場で「傷物語」の三部作をご覧いただき、その後に「終物語(下)」を楽しみにしてもらえればと思っています。
・〈物語〉シリーズ公式アプリのDL数は60万
・配信中の「暦物語」は「終物語(下)」をアニメ化するうえで欠かせないエピソード(観てね)
・「暦物語」は4月末まで全話配信。6月に発売されるパッケージ版は、さらに映像に手を加えている
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